生地はこれ。
油分を抜いてガッサーとした。
僕が大好きな生地。
リッケンバッカーってギターが欲しくて欲しくて
でも僕のBANDのスタイルには会わず
買っていません。
傷ついた僕は
<じゃあ、コートにして着てやろう。>
っと思いました。
この写真はトワルと言って
仮の生地でシルエットを作る工程。
ポケットなんかはまだ付けず
とりあえずこだわりのシルエットをミリ単位でKAN氏と作っていきます。
ダメな時は何度も作り直します。
元ヤンキースの松井選手のように
言わないんだけど態度で表すKAN氏が
<もういいじゃん。勘弁してよー>のポーズをしてきても
関係なくやり直してもらいます。
ここで妥協したらダメ。
そこでシルエットが決まってから
ポケットや付属品を決めてゆきます。
& FUNはロゴやポケットで売れるブランドではないので
この作業がとっても大事。
集中して行います。
生地とシルエット。
基本は変えない。
10年ぐらい着ていた
本物のモッズコートを去年お客さんにあげたので
今年はそのモッズコートを超えるコートを作りたくて。
出来上がりのシルエットにビックリして下さい。
<響>の30年物ぐらいの出来上がりになると思います。
そんな今日はこの曲を。