Nov 12, 2020

リッケンコート

 生地はこれ。

油分を抜いてガッサーとした。

僕が大好きな生地。

リッケンバッカーってギターが欲しくて欲しくて

でも僕のBANDのスタイルには会わず

買っていません。

傷ついた僕は

<じゃあ、コートにして着てやろう。>

っと思いました。

この写真はトワルと言って

仮の生地でシルエットを作る工程。

ポケットなんかはまだ付けず

とりあえずこだわりのシルエットをミリ単位でKAN氏と作っていきます。

ダメな時は何度も作り直します。

元ヤンキースの松井選手のように

言わないんだけど態度で表すKAN氏が

<もういいじゃん。勘弁してよー>のポーズをしてきても

関係なくやり直してもらいます。

ここで妥協したらダメ。

そこでシルエットが決まってから

ポケットや付属品を決めてゆきます。

& FUNはロゴやポケットで売れるブランドではないので

この作業がとっても大事。

集中して行います。

生地とシルエット。

基本は変えない。

10年ぐらい着ていた

本物のモッズコートを去年お客さんにあげたので

今年はそのモッズコートを超えるコートを作りたくて。

出来上がりのシルエットにビックリして下さい。

<響>の30年物ぐらいの出来上がりになると思います。

そんな今日はこの曲を。