May 15, 2016

Dior & I

亀岡です。

今回は、映画の話を。

『Dior & I』

ファッション関連の映画はあっても、なかなかパタンナーが出てくる映画ってないんですが、この映画にはたくさん出てきます。

簡単に内容を説明すると。。

ラフ・シモンズがディオールに招かれて、はじめてのコレクションまでのドキュメンタリー。

ディオールには長い歴史もあれば、それを支える優秀なスタッフたちがいるアトリエもあります。

コレクションまでのタイトなスケジュールの中で、あらゆる人たちが奮闘する姿は、
観ていてワクワクします。

なかなか話が上手く進まず、苛立ったり衝突したりする部分もありますが、それもみんな良いモノを作りたいと言う思いが強いから。。。

で、職人たちはブーブー言いながらも、とことんまで追い込んで仕上げていきます。

その職人たちの表情がとても良いんです。
誇りを持って仕事に臨んでいる姿はかっこいい。

映画館ではじめて観た時は、途中からずっと泣いてましたw

ステージは違えど、苦労は分かるし、それを一瞬で忘れさせてくれるような喜びがあるのも分かるから…

最後はアルマゲドン級の大号泣です。

この映画を観るともっといい仕事ができるように頑張らないとと思うし、服を作ることは楽しいことだと心底思います。

いつか大作も作ってみたい♪





伊藤若冲/ダミアンハースト

こんにちは。前田です。

今回、自転車ネタは少しだけです。

伊藤若冲展行ってきました。人が多すぎてムカつきましたが行ってよかったです。

天才という言葉がこの人の前では陳腐に聞こえます。

若冲は何度か観たことがあって知ったつもりになっていましたが甘かったです。普段は宮内庁と京都の寺にある絵がこれだけ一度に観れるチャンスはないです。

日本画は苦手という人ほど行ってもらいたいです。集中して見れば見るほどぶっ飛びます。

現代のぶっ飛んだ芸術家と言えば個人的にダミアンハーストと思ってますが、彼がデザインした自転車が50万ドルで落札されたらしいです。

ランスアームストロングが実際にツールドフランスで使用したというプレミアもあったと思います。

実際の蝶の羽を使用していて動物愛護団体から批判があったらしいです。ていうか大体の作品は動物の死体を利用しているので批判されまくりです。
この人らしいエピソードです。

今は薬物依存がひどく作品づくりもままならないらしいです。
悪い言い方ですが、それも彼らしいです。

自転車ネタが思いつかなくて、若冲から強引にダミアンの自転車まで結びつけました。
読みづらくてすんません。

芸術も古今東西問わず好きなので、自転車・バイクネタに挟んでいきたいと思います。

次回はもっと読みやすい記事にします。

ダミアンの自転車、ナシですね。






ゆとり

なんでだろうと考えていたのですが、
今の社会や教育のシステムを考えるとそうなってもおかしくないなって思ったんですよ。

ほら、考えてみてくださいよ。
学校や組織で評価される人ってどんな人です?

結果は出せていなくても、先生の言うことを素直に聞いて動ける人だったり、会社なら上司の指示どおりに動く人じゃないですか。

指示通りに動いている人を評価しないと管理者が責任を持たされたり、社会的地位が下げられたりするので、たとえ結果出せてなくても悪い方に評価することはないんじゃないでしょうか。

そういう人たちは毎日残って頑張っている人に対して、「えらいなあ」「頑張ってるね~」と賞賛している傾向が多く感じられます。

今の40代より上の世代の人たちは、「自分で見て覚えて盗む」で失敗しながら成長しているから、なおさら自分から動こうとせず、積極性のない世代にイラつきを隠せないんでしょうね。

今もその人達と同じ教育システムなら、それでも良かったでしょうが、時代は日々変わっているのでそういう訳にも行かないわけです。

というか時代の変化に頭がついていけてないおっさん達も悪いと思うんですよね。

学校や組織の場合は、上から言われた通りにしておけば、評価してくれる。

上の人から怒られないように、失敗しないように、成長した子どもが名の通った大学に入っても、社会に出て失敗して挫折する人も少なくはないじゃないですか。(社会に出てから挫折する要因は他にもありますが、長くなるのでここでは割愛。)

最後にまとめますと、ゆとりと言われる世代は「 自分から動けない 」のではなくて、「 自分から動かないように 」に教育されているから言われた通りにしか出来ないのは当たり前なんじゃないでしょうか。

文句をいってないで、愛を持った伝え方で教えてあげることが大切だと思います。

そういえば高井さんの仕事仲間に、強烈なゆとりがいたという話を聞きましたが、相手に合わせた教え方をすることで成長したと言ってました。

実は、こんなに上から目線の文章書いている僕自身がゆとりだったりします。