Nov 13, 2016

HONE by Kameoka

亀岡です。

今回はHONEのパーカーについて。

あのパーカーをお召しになられた方、いいでしょ?
私も買って着ています。いいです♪

作る過程を知ってるから余計に愛着があるのかもしれませんが…それ抜きにしても、すきです。

あのパーカー、作る過程が少し変わっています。高井さん(デザイナー)からかんちゃんと私にバクッとしたイメージの説明があって、パタンナー2人が別々にトワルを作ってコンペ形式(?)にしようと。トワルを持ち寄って最初の打合せ、かんちゃんと私のトワルが全然違っていたのに驚きました。
高井さんは想像通りだったみたいですけど笑。
パーカーはパーカーなんですけど、かんちゃんは後身頃、私は前身頃(フードの衿ぐり)が良くて、それを合わせて調整していってあの形が出来ました。

「もう少しこうした方がいい?」

「どっちが分かりやすい?」

「えっ、それ縫えんの?」

「やっぱ、あっちの方が今じゃない?」

「でも、あえて…」

「もう一回かんちゃん着てみて」

なんて言って、あーでもない&こーでもないを繰り返し、みんなでトワルを試着し合って。
「これヤバイね」まで詰めます。
なかなかな時間をかけて作られています。
で、私はというと「来週フジロックに行くので…」って言って、仕上げの大変な作業はかんちゃんに。。←やな奴だなw

手前味噌であれなんですが、良くないものをテキトーにオススメしたりしませんので。
生地も最高◎
まだの方、是非スタジオでご試着を〜♪




睡蓮 by Maeda

こんにちは。前田です。

僕は美術館にはまぁまぁ行く方なんですが、今までで衝撃を受けた作品について何回かに渡って書いていきたいと思います。

ただ美術についての語彙力はほぼ無いのでごめんなさい。

今回はフランスのオランジュリー美術館のクロードモネの「睡蓮」です。

世界中に「睡蓮」の作品はありますが、特にオランジュリー美術館の睡蓮はヤバイです。1日見てられます。壁3面にそれぞれ15メートルくらいの大きさの絵です。

ちょっと照れ臭いですが「睡蓮」は愛の絵です。愛しかありません。

フランスのジヴェルニーという田舎にある生家まで行ったことがあるんですが、以外と日本好きで、生家には日本画がいっぱい飾ってありました。派手さはないですが素敵な家です。

そして庭を見ればモネがどれほど庭や花、植物達を愛していたかが分かります。本当に綺麗に手入れされているんですよ。生前のモネの遺志を継いだスタッフ達が毎日手入れをして管理しているらしいです。

池も本当に綺麗で、オランジュリーの「睡蓮」はこの庭に間違いなくあったんだ!と思わされました。

もしフランスに行くんだったらルーブルやオルセーもいいですが、オランジュリー美術館がオススメです。

そしてオランジュリー行ったらモネの庭に行きたくなります。

愛を滝のように浴びれて泣けます。

僕はオランジュリーで泣いてジヴェルニーで号泣しました。

いつかは息子連れていって泣かせたいと思います。




茶の本ーThe book of teaー by Watashi

茶の本ーThe book of teaー

今読んでいる本のタイトル
岡倉天心の著書です。

茶道を通し日本人の精神構造、
日本の美とはどういうものかを
海外に向けて紹介している
英文で書かれた書物の日本語訳です。

~茶道は、日常生活のむさくるしい
諸事実の中のある美を崇拝することを
根底とする儀式である。

~中略~

それは本質的に不完全なものの崇拝であり、
われわれが知っている人生ということの
不可能なものの中に、何か可能なものを
なし遂げようとする繊細な企てである。

ぼんやりと行き詰まりを感じる
現実と呼ばれているこの世界でも
「茶気のある」生き方をしたいものです。

渡司