Feb 16, 2018

Hair make Vol.26 by Asumi

ASUMIです  ^^

今月のVOGUE japanに載っていた賀茂克哉さん。

ciaterにも賀茂さんの写真集があり、存在は知っていたものの何故ここまで世界的に評価されているのか、改めて調べてみると なんだか同じ創り手として 勉強になる事が多かったので 今月は賀茂さんについて ◯


profile

カモ・カツヤ(加茂克也)は、1965年、福岡生まれのヘアスタイリスト、メイクアップ・アーティスト。ヘアメイクの概念にとらわれない斬新なデザインで知られ、ランウェイにつねに大きな驚きをもたらす。1988年よりモッズ・ヘアに所属。1990年に渡仏。1996年からジュンヤ ワタナベ・コム デ ギャルソンやアンダーカバーのパリコレクションを担当し、その後シャネルのオートクチュールも担当するなどハイブランドからの信頼も厚い。

05年からは活動の場を海外に広げ、VOGUE PARIS、THE NEW YORK TIMES MAGAZINE、 DAZED&CONFUSEDなどの一流モード誌やWallpaper* Magazineなど のアート誌でも活躍。08年以降はFENDIのミラノコレクション、 CHANELのオートクチュールショーやFENDI、CHANEL、KENZOなどの キャンペーンビジュアルを手掛ける。現在、KAMO HEADを設立。パリ、ニューヨーク、東京のエージェントに所属してインターナショナルに活動する。


上手くまとめられないので

箇条書きで失礼します  (..)


一瞬の好きを信じる

クリエーションへの取り組み姿勢として、昨日の続きというのではなく、常にフレッシュな気分で始める。そのほうが絶対にいいものになると思う。

短時間集中でそれを何度か繰り返す。



プロセスより結果

フィニッシュまでもっていければ過程にはこだわらない


やはり経験値

沢山失敗を重ねてきた

カール(ラガーフェルド)さんとの仕事も最初のドローイングは理解不能で事前の準備は意味をなさず、ヘアスタイルが仕上がるのは結局当日だったり。

今思えばバカじゃないのと思うような失敗もも沢山。

今の人たちは色んなことを学んだ上で現場に出ている。

それは得でもあり、同時に何かを失っているかもしれない


土壇場での力をためされる

アイデアを突き詰める

アイデアを諦めない

諦めないから美しい


精神的にも、体力的にもタフな事

精神的に強くならないと

やりたい事も表現できない


手で考える


本や雑誌などは見ない。

今関わっている人たち、自分の興味があること、時流(時代の気分)、に影響されることが多い。

相手からのメールの言葉がアイデアになったり、ストレートにいいと思うことを伝えていきたい





さあ、私も頑張ろう ^^

また来月 ♩


ciater ASUMI
http://www.ciater.jp/ciater3
instagram→01asu74

Feb 15, 2018

GEEK

いいなー。

佐竹夫妻が行ったみたいですね。

キースヘリング。

希望と夢。

彼はそれ。

だから子供が彼の作品好きなのかなと。

希望

今の世の中で一番必要な言葉だと思いませんか?

だからまた彼がリバイバルなんでしょうね、今。

僕はNEW YORKで見てますけど山梨だとまた違って見えるのかな?

って思います。

今日はノルウェーの希望。

Sigridを。

ギターとヴォーカルだけで出てきた頃のテイラースイフトを思い出しました。

Sigridを初めて聞いた時もすぐに虜になりました。

そんな今日は佐竹氏のGEEKです。よろしくどうぞ。





キース・ヘリング by Satake

佐竹です。

山梨の八ヶ岳にあるキース・ヘリング美術館に行ってきました。

キース・へリングは、ウォーホルやバスキアとも交流が深かった80年代にニューヨークで活躍したストリートアーティストです。

80年代のアメリカではインフレの激化、失業率の増加、経済の混乱とともに、大都市では治安が悪化していたようです。

実際に作品を見てみたら、これこそキース・へリング!って感じの、ポップで単純に夢や希望を読み取れる作品は多かったです。

でも意外だったのは、政治に対する批判的なメッセージだったり、弱者の立場に立って社会の常識に対する批判的なメッセージの作品が多かったことです。

キース・へリングのこうゆうカウンター的な要素の作品を見て仏教の始まりもそうだよな、と思い出しました。

仏教ができた当時のインドやネパールでは、「バラモン教」という宗教がありました。

バラモン教は、バラモンを最上位とするカースト制度を作っている宗教で、人間がこの世で行った行為(業・カルマ)が原因となって、次の世の生まれ変わりの運命(輪廻)が決まる、という教義があります。

しかし、このカースト制度は、親から子へ受け継がれるため、生まれによって階級が決まってしまい、下の階級の家系はいつまでも奴隷のような生活を強いられていました。

釈迦は、王族出身なのでクシャトリヤ階級という上からナンバー2の階級なのですが、

「 生れによって〈バラモン〉となるのではない。生れによって〈バラモンならざる者〉となるのでもない。行為によって〈バラモン〉なのである。行為によって〈バラモンならざる者〉 なのである」

と言い、仏教を開きました。

生まれで、人間の価値は決まるんじゃない、行為(行い)によって人間の価値は決まる。と言ったんです。

釈迦もキース・へリングも、社会の主流な考え方が間違っていると思ったら、「違う」と表現できる人間ですね。

それが、宗教でも絵でも一緒だと思います。

僕らもそれぞれの表現方法で、間違っていることには「違う」と言える人間になっていきましょう。












 〈 今月の真美 〉