今回の撮影は僕の中でリアルに撮りたくて
ヘアの高橋くんには
＜ギリギリお洒落かどうか分かんないくらいで好きにやって＞
とだけ言いました。
カメラのSO君にも
商店街で撮りたいとは言っていました。
＜こんな感じでリアルに＞とコンテを見せてお願いしました。
なのでお洒落かどうかわからないかも分かりません。
女性の髪も今なら内巻きの方がお洒落に見えるのに
あえて外巻き。
メンズのヘアも出来損ないのリーゼント。
モデルには＜堂々として下さい。＞
とだけ言いました。
僕は着る人のパーソナルな部分を大事にしたいので
あえて分かりやすいマークや
ポイントをつけない事がよくあります。
そうゆう意味でも自分らしいコレクションだったと思います。
今年の秋冬は、＜Neo Tokyo Couples＞
僕が＜Tokyo＞をやりたくなったのは自分でも不思議です。
いつもより少し人工的で
いつもより現実的で恥ずかしいくらいかも分かりません。
＜Neo Tokyo＞
すごいワクワクする言葉じゃないですか？
テーマを決めてからずーと想像して絵を描いています。
出来上がったら自分で理解できるんだと思います。
今は調子が良くとても落ち着いています。
直感でグッとくるものを。
で、それ着て＜NEO TOKYO＞に。
撮影協力してくれた皆様。
とても楽しくできました。
ありがとうございました。
& FUN / HIDEKI PAUL TAKAI
