Jun 15, 2016

夢と現実

仏教にはこんな言葉があります。

「月を指すには指が必要である。だが、その指を月と思うものはわざわいなるかな。」

月が見るべき対象なのに、愚か者は指を見るということです。

もっと具体的に言えば、自分の夢があって夢を叶えるためにいろんな努力をします。

でも、だんだんその努力をすること自体に気持ちいってしまい、本来の目標を見失ってしまうことを言います。

何か夢があって会社に入って努力してたのに、

気づいたら、昇進したくて、昇進するための努力に変わっていくことですね。

これは誰にでもあるし、気づかないうちにこうなってしまいそうで怖いですよね。

その時は、この「月を指す指」を思い出してください。

シンプルに、真実を見ることができます。

仏教は真実と自らの間に介入するすべてのものを嫌います。

自らが真実(夢)を見ている時は、自らと真実の間には何も存在しないのに

真実(夢)を追い求めようとすると、そこには葛藤が生まれます。

これは知性が作り出した無意味な区別にすぎないのです。

これ(昇進)を、真面目に受け取ったり、人生の重要な部分を思ったりする人は、「指」を「月」と受け取る人なのです。

禅は、直接真実を見ることを目指します。

直感です。

この動画は、めちゃくちゃヒットです。普通の生活がかっこよく見えます。

https://www.instagram.com/p/BF7mAb9q6Z2/


Hair make Vol.7

Asumiです

今回は ‘メイクバランス’  について。

ここのところはつらつらと知識的な部分を書いていたので。

今回は、感覚的な部分を感覚で書いてみるので、感覚で感じて頂けると嬉しいです。笑

最近思うバランスによるメイクの見え方の違い。
どちらかと言うと創り手側の話にもなるんですが、、

まずモデルさんにメイクをしてみましょう!
となった時に一番に意識が行くところってどこでしょう??

多分目が行きやすいのは一つ一つのパーツが綺麗に仕上がっているか、そして左右対称。

メイクに集中するあまり、一つ一つのパーツをよ〜く見て、、

ここのトラブルが隠れてない!!
眉毛の穴が空いてる!!
チークの濃さを左右合わせないと!!

と、全てのことにとらわれすぎて、
全てのパーツを100%に仕上げてしまう。

これをしてしまうと、
一歩引いて顔全体を見た時。

したかったメイクになっている事はまず無いんじゃないでしょうか。

あえてでない限りこんなにコテコテの全てが整った、もはや整いすぎて違和感を感じるメイクでお洒落な顔に仕上がる訳がありません。

もちろん ‘綺麗な顔’ を純粋に求めている方にとっては満足の仕上がりかもしれませんが、私のお客様なら違うものを提案します。

なぜなら古くなるから。
お洒落じゃなくなるから。

じゃあ注目すべきポイントは?

ずばりバランスです。

もちろんそのシーンやファッション、ヘアスタイルに合わせることは言うまでもありませんが

私は顔の中のパーツごとに見せたい順位をつけてバランスをとります。(時には同立することも)

例えばおでこの丸みが可愛いモデルさん。
キメも細かく肌も綺麗。
仕上がり的にはナチュラルモードに持っていきたいなー

となれば、見せたい順位を

①肌
②目
③眉
④リップ
⑤チーク

と自分の中で順位付けし、パーツごとの強さを変えていきます。

一歩離れてパッと見た時に、どこが一番にポイントとなって目に入ってくるか。
その順序がこの通りになっていれば成功。

もちろん顔立ちは人によって異なるので、目の順位を2番目に持ってきたいと思った時に元々印象的な目のモデルさんなら少しラインとマスカラを足すだけでOKかもしれませんし、
細目でスッキリとした印象のモデルさんなら上下ラインで囲み、深みを出す必要があるかもしれません。

やり方ではなく、客観的に見た時のバランスが大切。
やり方はモデルさんによって異なります。


イメージしにくいかもしれませんが、
とにかく全てが100ではバランスは取れないという事。

持っていきたい仕上がりになるんであれば眉毛の穴もソバカスも、チークの色むらもあって良いんです。
むしろあった方が良いとも思います。

それが抜けになり、引き算になり、お洒落なバランスは作られます。

昔のメイクと今のメイクの違いはきっとそこにあるはず。

‘メイクバランス’結構重要です〜〜

北村です

ちょうど一年前ぐらいになるんでしょうか。
僕はよくこう言ってました。

「みんながほめてくれるから頑張れました」

今思えば情けないんですが、当時は本当にそう思ってました。

そして、一年たった今思うのが、褒められることをモチベーションに何かを続けるって危険な考え方だなということに気づくことができました。。

例えば、あなたがある資格をとる為に、勉強していたとします。

資格を取る理由は 「自分の達成したい目標において必要だから」か「あなたの尊敬する人がほめてくれるから」だったとしましょう。

前者だとは自ら動き、後者は他者の意思によって動いています。

ほめられるから行動する人にはそこに自分の意思がない事に気づきました。
僕はやりたいことが何かわからなかったので、とりあえずほめてもらえることばかりをしていました。

もちろん、はじまりのきっかけは、誰かが喜ぶとか、ほめてくれるからでもいいとは思うのですが、
自分の目標を達成するには、確固とした自分の意思が必要です。

僕ぐらいの年齢になるまでに気づいている人はいっぱいいるのかもしれませんが、
今になってそういうことに気づく事ができました。

普通の人にとっての当たり前の感覚を日々学ぶことが出来るようになって、毎日を楽しんでます。

いつの間にか一年の半分が過ぎようとしています。

皆さんも着実に目標を達成して、悔いのないように頑張りましょう!