仏教にはこんな言葉があります。
「月を指すには指が必要である。だが、その指を月と思うものはわざわいなるかな。」
月が見るべき対象なのに、愚か者は指を見るということです。
もっと具体的に言えば、自分の夢があって夢を叶えるためにいろんな努力をします。
でも、だんだんその努力をすること自体に気持ちいってしまい、本来の目標を見失ってしまうことを言います。
何か夢があって会社に入って努力してたのに、
気づいたら、昇進したくて、昇進するための努力に変わっていくことですね。
これは誰にでもあるし、気づかないうちにこうなってしまいそうで怖いですよね。
その時は、この「月を指す指」を思い出してください。
シンプルに、真実を見ることができます。
仏教は真実と自らの間に介入するすべてのものを嫌います。
自らが真実(夢)を見ている時は、自らと真実の間には何も存在しないのに
真実(夢)を追い求めようとすると、そこには葛藤が生まれます。
これは知性が作り出した無意味な区別にすぎないのです。
これ(昇進)を、真面目に受け取ったり、人生の重要な部分を思ったりする人は、「指」を「月」と受け取る人なのです。
禅は、直接真実を見ることを目指します。
直感です。
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