そーいやこの間、太郎君のLIVEの前
時間があって、川崎くんと喋りながら歩いてたら、
占い館みたいなものがあって、<面白そうだね。>と
で男2人で入ってみた。
<どの先生になさいますか?>
みたいなのを聞かれて、
僕は、心斎橋の母みたいな名前の人にした。
川崎くんは忘れた。
でちっさいタイニーな部屋に連れて行かれ
そこに女の人が居た。
<こんにちわ。>
<こんばんわ。>
そんな感じで始まり、
<今日は何を見ましょう?>
<ノリで入ったので決めてないんですよ。>
<じゃあ、ここに名前を書いて>
<はい。>
<面白い字書くわね。あなた。>
<よく言われます。>
って感じで進み、
<じゃあ、そうね〜恋愛を見てあげましょう。>
<はい。>
なんか手を合わせてブツブツ唱えだした。
<あなたはネズミの人ね。>
<えっ?ネズミ?顔がですか?>
<笑。違う違う。干支が子年の人。子年の子が居るわ。>
<あなた、ネズミがいいのよ。ネズミに縁があるはず。>
どきっ。
初めてで、一番お気に入りの胸のtattoがネズミ。
ギター始めた時からずっと飽きずに使ってるエフェクターがRAT .
えっ。汗。
だいぶ焦った。
で、そのことを言った。
<でしょ?。だから子年の子。>
<今から合うんですか?>
<もう会って気がするわ。>
えっーーー。誰?だれだれ?
<その子、どんな子ですか?>
<変わった子ね、あなたとは違う感じで。 デリケートな所にてるわね、あなたと。>
ドキッ。
<僕、変わってますか?>
<うん。面白い人です。>
<素直で、決めたら一直線。それに変わったものが好きでしょ?>
えっ?
<それに凹まずポジティヴ。ハートが強い。>
<小心者ですよ、僕。>
<デリケートだけど、度胸満点よ。>って笑われた。
まーいいわ。
<子年ですね?かなり限定してますね。>
<うん。でもわかるわよ直ぐに。>
で時間になった。
<ありがとうございます。ネズミですね?>
<うん。デリケートな子だからね。気をつけてね。>
で、外に出た。
川崎くんがいない。
近くで川崎くんの声がした。
何か喋ってる。
10分ほど経って出てきた。
<どう?>と僕。
<当たってました。>と川崎くん。
時間つぶしで入ったのに、頭の中はネズミの女の子でいっぱい。
写真は、 僕の胸のTATTOと僕のフェイヴァリットのguitareff ectorのRAT.
誰だよ、ネズミちゃんて。
よしっ。
まだわからぬネズミの子の曲を作ってみよう。
透明少女の。