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Nov 13, 2016

茶の本ーThe book of teaー by Watashi

茶の本ーThe book of teaー

今読んでいる本のタイトル
岡倉天心の著書です。

茶道を通し日本人の精神構造、
日本の美とはどういうものかを
海外に向けて紹介している
英文で書かれた書物の日本語訳です。

~茶道は、日常生活のむさくるしい
諸事実の中のある美を崇拝することを
根底とする儀式である。

~中略~

それは本質的に不完全なものの崇拝であり、
われわれが知っている人生ということの
不可能なものの中に、何か可能なものを
なし遂げようとする繊細な企てである。

ぼんやりと行き詰まりを感じる
現実と呼ばれているこの世界でも
「茶気のある」生き方をしたいものです。

渡司



Jun 15, 2016

写真

ダッキーです。こんにちは。

なんかちょっといきずまった時というか、

もう一歩先にってなった時

僕、

一つ自分の中から省きます。

アイロンだったりセニング(スキバサミ)だったりバリカンだったり。。。

なかったらどうしようって、手動かして、考えて、考えます。

(あっセニング使わないのなら、すかないって訳ではなくて

普通のハサミでインナーセニングいれてちゃんと量感の調整はします)

この日まではこの道具なしでって決めたりして

ちょっと追い込まれたりするけど

道具に頼ったりしてる自分への戒めにもなるし

技術者として楽しんでる部分もあったり

勉強にもなります。


話飛びますがヘアの撮影とか風景とか含めて写真撮るのも見るのも好きです。

先日一度撮ったことある場所をカメラ片手にでかけて

同じように撮っても芸がないよなっ思って

白黒で撮ってみました。

まぁ全然いい写真は撮れなかったです笑


モノクロ写真ってカッコイイ雰囲気を表現しやすい反面

髪の色が暗いとディテールがつぶれて質感を見せにくい。

モノクロで撮影するのに適したヘアって何かなって!?

やっぱ金髪です。

そう思わすきっかけになったのが

Ryan McGinleyの写真集「EVERYBODY KNOWS THIS IS NOWHERE」です。

背景を排除したモノクローム、ヌードポートレート写真集です。

先日六本木でもポートレート展を行っていました。








シンプルなグレイトーンの世界観の中の金髪はやはり目を引きます。

カラー写真より立体感や独特のつやを感じさせる写真なんです。

ハイトーンカラーはこれからの時期増えてくると思うので

気分を変えてモノクロで魅せるってのも面白いとおもいますよ ー☆

以上ダッキーでした。

ライアンマッギンレー

松野です。

今回は星座ブログはお休みして先月行ったライアンマッギンレーの展覧会について書きます。

先月会社のセミナーというか得意先の勉強会があって東京に行った帰りに見てきました。

写真は新旧含めて代表作がズラリという感じでした。

ライアンの写真にはすごく夢というか独特の浮遊感があって素晴らしかったです。

特に重力を感じさせないというかなんというか上手く言えないですけど...

僕は重力は現実の表れだと思うので、ふだん会社員として働いている僕はライアンの写真に惹かれるんだと思います。

ライアンの写真には夢が詰まっていてすごく胸が熱くなるというか感情が掻き立てられます!

写真とか映画・音楽の良いところはそれを見ることによって自分の中での現実との折り合い?みたいなモノを個人個人が感じられるからずっと愛されるのだと思います。

僕もライアンの写真集を買ったのでこれを見て現実に向かっていこうと思います!

話し変わりますけど、先日ニコラジェスキエールのルイヴィトン2017クルーズ発表されましね。

今回はブラジルのオスカーニーマイヤーの建物でショーが行われました。(建築詳しくないです)

いつも思うのはニコラは前職のバレンシアガ時代から近未来?フィーチャー感を感じさせる服が多いですね。

ニコラ見てて思うのは、おれこの近未来的な感じ大好きやねん!ていうのがショーから伝わってきて個人的に大好きです笑

好きなものを追求してる人というのはすごく魅力的です、男性女性に限らず。

特に真剣に仕事をしている女性を見るとドキッとします、目の前のモノしか見ていない真剣な目に惹かれます。

話し脱線しましたが僕もこれからは重力に負けずに感性・直感・感情を大事にして仕事に取り組もうと思います。

どうも僕は頭で考えすぎて行動に移せない傾向が多々あるので...

ではこの辺で。






nendo

渡司です。

今回はnendoの佐藤オオキさんのご紹介

作品には説明はいらないと思います。
見た瞬間に「あっ」と感じます。
新しいと。

インタビューが有りましたので興味のある方は読んでみてください。
http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NBO/15/changemakers/interview01_1/index.html
※作り手の話や哲学を聞く事でより作品の理解が深まるというのは
 よくありますが、この方は作品が全てを語っている気がします。
 nendoって名前もそうですよね。


これまでのデザイナーは
今までに無いものを創出してきた

そうした時代が終わり(?)ものがあふれた現在
既に有るものを新しい角度からみる、
消費者に気づかせる、

それが新たな価値の提供(デザイン)だと、、





May 15, 2016

Ryan McGinley/Sigur Ros/坐禅

佐竹です。

オペラシティのRyan McGinley行ってきました。

やっぱいいですね。

少年に戻れます。ピュアで、クリーンな時に

ずっと少年で生きていきたいけど、色々邪魔が入って一筋縄にはいかないですね、

そうゆう時は、Ryan McGinleyの写真と、Sigur Rósの音楽を聴いて、坐禅をすれば一発で戻れます。

僕はやっぱりまだ、少年のまま居続けるには、現実に負けてしまいます。

だから、助けを求めるんです。Ryan McGinleyと、Sigur Rósと、坐禅に

Ryan McGinleyで少年と自由を手に入れ

Sigur Rósで夢を見て、

坐禅で現実に立ち向かいましょう。

人は、自分自信の心は自分自身でコントロールできていると思っています。

それが坐禅をすると、全く違うことに気づきます。

例えば、朝、坐禅をしていると、鳥が鳴きます。

心が、少し鳥に動きます。

自分では、集中しているつもりなのに、いとも簡単に、鳥にもっていかれてしまう。

自分でコントロールできる心なんて、実はそんなになかったのかな、と

それに気づく時間が坐禅なんです。

心のバランスをとるのって一番難しいです。

それをやるためにはまず、自分の心はナニモノで、どれだけ揺れ動いているのかを、知る必要があります。

心を、少し、知ることができれば、少し、現実に立ち向かっていけると思います。

Ryan McGinleyは、「私は、夢と現実が対等な関係で混ざり合っている雰囲気に興味を抱いてきました」

と言っています。

少年の心を取り戻し、現実に負けないで、夢に向かっていきましょう。

オトナになるのはまだ先でいい。

最後にRyan McGinleyがPVを作った、Sigur Rósの曲をどうぞ


伊藤若冲/ダミアンハースト

こんにちは。前田です。

今回、自転車ネタは少しだけです。

伊藤若冲展行ってきました。人が多すぎてムカつきましたが行ってよかったです。

天才という言葉がこの人の前では陳腐に聞こえます。

若冲は何度か観たことがあって知ったつもりになっていましたが甘かったです。普段は宮内庁と京都の寺にある絵がこれだけ一度に観れるチャンスはないです。

日本画は苦手という人ほど行ってもらいたいです。集中して見れば見るほどぶっ飛びます。

現代のぶっ飛んだ芸術家と言えば個人的にダミアンハーストと思ってますが、彼がデザインした自転車が50万ドルで落札されたらしいです。

ランスアームストロングが実際にツールドフランスで使用したというプレミアもあったと思います。

実際の蝶の羽を使用していて動物愛護団体から批判があったらしいです。ていうか大体の作品は動物の死体を利用しているので批判されまくりです。
この人らしいエピソードです。

今は薬物依存がひどく作品づくりもままならないらしいです。
悪い言い方ですが、それも彼らしいです。

自転車ネタが思いつかなくて、若冲から強引にダミアンの自転車まで結びつけました。
読みづらくてすんません。

芸術も古今東西問わず好きなので、自転車・バイクネタに挟んでいきたいと思います。

次回はもっと読みやすい記事にします。

ダミアンの自転車、ナシですね。






Apr 7, 2016

THÉO GOSSELIN

高井です。

<THÉO GOSSELIN>

POST <Ryan McGIley>って言われてるフランス人です。

RYANより、毛深い感じですかね。

結構毛深い。

フランス人のアメリカへの憧れを感じます。

アメリカの田舎へのかな?

毛深くて汗臭いんです。

でもいいんです。

フランス人のナルシズムを感じます。

Ryanは、洗礼されてるし都会的だから違う。

で、写真集見てたの。

生まれそうなの、

曲が。

シンプルで、

ぎゅーっとくるような、

ティーンネイジャーの頃のような、

屋久島でのダッキーの遠い目のような、

モロッコでの竹とトンちゃんと僕のような、

追いかけるものを見つけた時のような、

中々返ってこないLINEが返ってきた時のような、

ようなような

印象的なフレーズを感じます。

聞こうと思えば聞こえるんだ。

聞こえるんだけどまだ聞かないんだ。

もう少し

ぐーーっと込み上げて来たらギターで音を拾うんだ。

で10分で見つける。

適当な歌詞載せて。

<ティーンネイジャー。>

なんて素敵で、ダサい響きなんだ。

ぎゅーーーっ。

沸騰させるんだ、もっともっと。

シンプルで突き刺さりそうな、

夏の夕暮れ時に、

ぴったりな曲になるな。

詩も出てくるな、

きっと笑。





Mar 23, 2016

Ryan McGinley

高井です。

4月16日から東京で<Ryan McGinley>の写真展が

初めて見た時

<What a Romantic !>

しか出てこなかった。

で、写真集買った。

曲ができた。

ネズミへの思いとこの写真の化学反応。

東京の皆さん行ってみて。




Mar 18, 2016

BANKSY / RICHARD SHIRT

竹内です。

2013年10月、ニューヨークでバンクシーが毎日ゲリラ的に作品を発表してました。

朝、インスタグラムで作品の写真をアップして、それがニューヨークのどこかにあるんです。

壁だったり、

トラック使ったり、

ドナルドだったり、

あと露店でオリジナルの作品売ったり、(偽物と思われてほとんど売れなかったみたいです。)



みんながニューヨーク中を探し回って、盗む人とかも出てきて大騒動だったらしいです。

で、それを映画にしたBANKSY DOES NEWYORKの先行試写会的なのがさっき近所であったので行ってきました。

見れたのは冒頭の22分間だけでしたが、けっこう面白かったので公開されたら観に行こうと思います。各地でやってるみたいなので興味ある人は探してみてください。

ちなみに去年はダークなディズニーランド(Dismaland)を期間限定オープンしてました。
動画見てみてください。従業員のやる気のなさがイケてます。


で、バンクシーってイギリス人らしいですね。
勝手にニューヨークかと思ってました。

そんなイギリス人つながりでRICHARD SHIRT本日発売です。
スタジオにも明日入荷します。

また分かりづらいって言われそうですが、とりあえずシルエットが抜群。

また今度詳細書こうと思います。


Mar 15, 2016

精神と肉体 / 安藤忠雄

渡司です。

先日安藤忠雄さんのお話を伺う機会が有りました。

建築作品については皆様お馴染みですので割愛致しますが

私が驚きましたのは
安藤さんは現在内臓の半分を切除した状態だというのです。

にもかかわらず、その場でも2時間立ちっぱなしでお話しをし、
今でも世界中を飛び回っている。

人間はどうやって生きているのか

「肉体」か「精神」か
間違いなく後者でしょう

と言いますか内臓が無いのですから
「精神」しか残っていないですよね。

ちなみに私の伯父は似たような状態で半年しか
生きる事が出来ませんでした。

安藤建築の強さはそこにあるのだと

建築に限らずモノづくりには
その人間性が表れるとつくづく感じます。

モノをつくる前にまず「人」をつくる
これで行きたいと










Feb 14, 2016

アレハンドロ・アラヴェナ

渡司です。

今回は時事ネタ(と言っても先月)ですが
今年のプリッツカー賞の発表がありました。

1979年より始まり建築界のノーベル賞ともいわれます。

日本人では、丹下健三や安藤忠雄、伊藤豊雄など
6回(合計7人)が受賞されています。

今年はチリの建築家アレハンドロ・アラヴェナが受賞しました。
恥ずかしながら勉強不足の私は初めて耳にした方です。



表現、技術、哲学としての造形(結果)ではなく、
抱える問題への「答え」としての建築
それが人々の心理、自然の摂理に
裏付けされたものだけに強さを感じます。

これからの有り方だと感銘を受けました。

Jan 12, 2016

写真

渡司です。


「写真」は目で見る情報がゆえに
現実世界の雑音や気温、人の気配はなく
色さえも排除すれば
光と影のみの世界です。

極限まで削ぎ落とした中でしか見得ない
繊細で果の無い世界がそこにはあると感じるのです。

石元泰博(1921-2012)
近代の建築家の作品、桂離宮の写真が有名です。
写真集「桂」最高です






ヘレネ・ビネット(1959-)
世界の名だたる建築家と仕事を共にする建築写真家
建築写真集「Composing Space」お勧めです。






土門拳(1909-1990)
写真集「古寺巡礼」圧倒的です。






しかし、
この世界はそれぞれの写真家にしか見得ない世界です。
言うなれば写真家の心の世界だと思います。

現実に見るのは私であり
私の心次第だと、日々精進しようと、

ここからの話は、佐竹さんにお任せします。

Dec 6, 2015

渡司です。

カラーどんどん出てきてますね。
数年前位からでしょうか。

HANS J. WEGNERやLe Corbusierなど
近代の名作がいろんなカラーで

くすんだ無彩色の空間に家具でカラー
今ですね。




Oct 14, 2015

先日ブルーベリーの海に沈んだ
Bのカリスマ渡司です。

普段より高井さんから何か日記を書いてと言われ
だらだら数ヶ月、

だらだら考えることの好きな僕は
下記の文章もだらだらです。

結論付けるって、考えることをやめる事だと思いません?
(理屈は神レベルです)

というわけで普段とりとめもなく考えている事。

まず「感動(衝撃)」有りと思う。

「おぉ!!」「あっ!!」「え!?」この瞬間のみ(そこには時 間の概念は無い)が
【美】との遭遇ではないかと。

過ぎ去った時にはもうそこには無い。

「発見」ともとれるが「在った(既に)」とも感じる。

artはその瞬時を表現し得たものが優れていると考える。

【美】に優劣は無く、時間すら介在しない。

作品になる以前の何かを感じたいと思う。

作者の心に興味がある。

常に敏感でありたいと願う。


最初の感覚は触覚であったに違いないと。
おそらくそれが最初の感覚です。

われわれの生殖の全感覚は触覚と関係しています。

よりよく触れようと触覚が望んだとき、
触覚から視覚が生まれました。

見ることは、より正確に触れようとすることにほかならないのです。
《ルイス・カーン建築論集》


朝顔や つ るべとられて もらい水

-中略- 夏の自然が暁の光に目覚める、
爽やかな朝の空気のなかに咲く花を前にして、
美しいものへの繊細な感性に恵まれたこの閨秀俳人から、
感動のあまり「朝顔や」という言葉が口をついで出る。
《鈴木大拙/禅仏教と芸術》


ドブネズミみたいに美しくなりたい
写真には写らない美しさがあるから
《甲本ヒロト/リンダリンダ》