Jan 12, 2016

写真

渡司です。


「写真」は目で見る情報がゆえに
現実世界の雑音や気温、人の気配はなく
色さえも排除すれば
光と影のみの世界です。

極限まで削ぎ落とした中でしか見得ない
繊細で果の無い世界がそこにはあると感じるのです。

石元泰博(1921-2012)
近代の建築家の作品、桂離宮の写真が有名です。
写真集「桂」最高です






ヘレネ・ビネット(1959-)
世界の名だたる建築家と仕事を共にする建築写真家
建築写真集「Composing Space」お勧めです。






土門拳(1909-1990)
写真集「古寺巡礼」圧倒的です。






しかし、
この世界はそれぞれの写真家にしか見得ない世界です。
言うなれば写真家の心の世界だと思います。

現実に見るのは私であり
私の心次第だと、日々精進しようと、

ここからの話は、佐竹さんにお任せします。