といった具合に映像の世界でも
「鮮明さ」「クリア」を求め技術が進歩していく中
どこかしら退屈さを感じ、
コレはこう見ろという脅迫されているような、、
(あくまで個人の見解です)
先日写真家・泊昭雄さんのトークイベントへ
インテリアスタイリストから写真家へ転進された経緯からか
被写体をなんでも「モノ」としてとらえる、
では「モノ」ってなに?という話となると
堂々巡りとなりそうなのでそれはそれとして、
映像作品を一つご紹介
お話の中でも
被写体をフォーカスするだけで
周りの世界はぼやけていても
十分に表現ができると仰っていたのが印象できでした。
創造の余地、余白があると
作品に対峙したとき、やさしさを感じます。
ニーチェの「すべての認識はパースペクティブ(事物を見るときの視点)に基づく」
を思い出し、「世界」を「みる」ことについて
考えさせられた有意義な時間でした。
渡司